こんにちは、名古屋市名東区一社にありますアベ歯科クリニック衛生士の諫山です。

今月のテーマは「脱灰」です。

歯の表面の一部が他よりも白くなっている所はありませんか??
気が付くと白くなっている…なんてこともあります。

今回はそのような他の歯質よりも白くなっているところ『脱灰』についてのお話です。

歯に穴があくことが虫歯なのか?

虫歯の分類

①歯に穴があいている状態

②歯に穴があいていない状態の2つに分けられます。

初期の虫歯(初期う蝕)は穴があいておらず、歯の表面の少し下のところから歯の質が
溶け出し、他の所よりも弱く、脆くなってしまい表面は白っぽく見えているのです!この現象を脱灰といいます。

一度白くなってしまうと元に戻すことは難しいですが、ここで覚えておきたいことは、

脱灰している所はまだ細菌の侵入が無いという事です!

そのため進行し、歯に穴をあける細菌が侵入する前にフッ化物による再石灰化を促進することが重要になります。