子どもの歯のこと

子どもたちの未来のために

20年後のお子さんの未来のために、
本気で親御さんにお伝えしたいこと

子どもの頃に歯科医院で怖い思いをしたり、嫌な思い出が残ってしまうと、大人になってもその記憶は残ります。当院では無理に押さえつけて治療をするようなことは一切いたしません（緊急時を除く）。
それが子どもにどれほどの恐怖を与えるか知っているからです。

大人になり歯科＝怖いという経験から、「少しぐらい大丈夫だろう」「次第に治るだろう…」と放置し、我慢を繰り返す習慣ができてしまい、気づいたら重症化していたということも多くあります。

歯科医院から足が遠のけば、口のトラブルを抱えるだけでなく、最終的には、心疾患や生活習慣病など全身の健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。大人になったお子さんを、親御さんが常にサポートするというのは難しいのではないでしょうか。お子さんが大人になってからも、むし歯ゼロの状態を自分で維持できる大人になるように。
私たちはこのような思いで親御さんと一緒に、お子さんの未来のために歯科医院でできることをお伝えしています。

歯科医院が苦手・怖い
というお子さんへ

当院では、まずは歯科恐怖症の原因になる「恐怖」や「不安」を取り除けるよう、
お子さんが無理なくできることからスタートしていきます。

歯科の空間に慣れることからスタート
笑気麻酔法

親御さんのお子さんに対する
お悩みをお聞かせください

お子さん一人ひとりの個性を大切にしながら成長に合わせたサポートができればと思います。

親御さんから寄せられる悩み

何歳から歯科医院に行けば良いの？
子どもの口臭が気になる
フッ素やシーラントはいつから？
歯みがきをすごく嫌がる
口呼吸をしている
仕上げ磨きの方法がわからない

親御さんの歯並びが遺伝するのではないか・・
指しゃぶりや布を噛むといった癖の相談
歯の形や大きさが気になる
舌小帯異常と言われた・発音がおかしい
（いつも同じ発音を間違える [例] きちゅねさんなど）

お子さんの発達段階に
合わせた歯みがき指導

お子さんの将来を
一緒に考えていきませんか？

子どもの歯（乳歯）は、大人の歯（永久歯）よりも小さく、むし歯になりやすいのが特徴です。小さなお子さんはまだ自分の力で十分なケアができないため、親御さんが仕上げ磨きをする、できているか見守るといった親子での予防や管理が大切になってきます。
またある程度、親の手が離れるようになる年齢になったあと、歯科医院へ定期的に通い、良い状態を保つ習慣づくりができているか否かで、将来の歯の健康状態は大きく変わると言っても過言ではありません。

お子さんが成長するにつれ歯科医院に定期通院できるか否かは、幼児期の習慣や周りの大人の予防に対する意識で大きく変わります。

親御さんが意識していただきたいこと
- 妊娠中
  
  お母さんの歯の治療を終えておきましょう。
- 0ヶ月（無歯期）〜2歳
  
  お口を触られることに慣れさせていくことからはじめます。毎食後の歯みがきの習慣化を目指しましょう。
- 6歳〜
  
  仕上げ磨きをしながら、お子さんに永久歯の磨き方を教えていきましょう。
お子さん本人が注意したいこと
- 10歳〜12歳
  
  歯全体に歯ブラシの毛先を上手に当てることができるようになりましょう。
- 15歳〜18歳
  
  部活に勉強に忙しくなる時期です。自分でおやつなども買えるようになるため間食に注意。
  定期検診へ行くことを忘れないようにしましょう。
- 成人
  
  親元から離れ、自分で歯の健康を守る時期です。ご自身で歯科を予約して定期検診に行きましょう。
  
  ここができるようになる大人を目指しましょう。