名東区一社にありますアベ歯科クリニックです🦷
今月のテーマは「歯肉炎」
歯肉炎になると歯の周りや歯と歯の間が赤く腫れ、歯磨きをするだけで簡単に出血します。
毎日のブラッシングをしっかり行い歯肉炎を予防していきましょう!
歯肉炎の原因は1つではない
・不潔性歯肉炎
細菌の塊が(歯垢)が歯につき、お口の中が不潔になると歯ぐきに炎症が起きてしまいます。食べ物が歯と歯の間につまっても違和感を感じないのが子どもの特徴ですが、その上にさらに食べ物が重なると痛みとして訴えることもあります。
※原因を取り除いて清潔にしていれば炎症はおさまります。
・萌出性歯肉炎
歯は生えるときに歯にかぶさった歯ぐきを噛むことで傷つけてしまい炎症を起こしたり、その傷から細菌に感染して化膿することがあります。
※あまりに腫れたりしている時はお薬を入れる場合もありますが、歯が生えきることで炎症はおさまります。また、ほとんどの場合が清潔にしていれば自然に良くなります。
・思春期の歯肉炎(10歳~)
歯の周りから歯ぐきが膨れ、腫れや赤みなどの炎症がみられます。歯磨きで簡単に出血し、思春期によくみられる特徴のある歯肉炎です。
※ホルモンのバランスが崩れるため、お口の中の唾液の性状が影響を受けて細菌に対する抵抗力が低くなるためとされといます。清潔にしていれば炎症はおさまります。
基本的に歯肉炎は毎日のブラッシングで治すことができます。歯垢(歯の汚れ、プラーク)を取り除き、いつも清潔にしておきましょう!また炎症が起きていると、歯磨き中痛みもなく出血する場合もありますが細菌を外に出そうと戦っているため気にせずお掃除しましょう!!
次回はウイルス感染による歯肉炎についてです!