名古屋市名東区一社にありますアベ歯科クリニックです!

検診の時に「歯磨きはいつ頃から?」「歯磨き粉はいつごろから?」

といったお話がよく出ます。

今回は『歯磨き・歯磨き粉のデビュー時期についてです』

歯磨きはいつごろから、どのように?
4~ 5ヶ月から、歯プラシによる清掃が必要になる1歳6ヶ月ころまでの約1年間のすごし方が大切になります。準備期がないまま、いきなり歯プラシによる清掃を始めてもなかなか受け入れて<れません。
歯が生えそろう2~ 3歳児では、歯の生え方や上唇小帯(上唇の裏側のすじ)の付着位置を確認しながら仕上げ磨きをしましょう。

3歳になっても奥歯が生えてこない子供は珍しくありません。口の中をしっかりチェックして歯磨きをしてください。何となく磨いてるだけでは、歯の生えていない歯茎を磨いてることになりかねません。結果として粘膜を傷つけることになり、子どもにとってはつらいものです。
また、毛先の広がつた歯プラシを使用すると歯茎を傷つけることになります。

*ポイント*

奥歯の生え始める1歳6か月ころから本格的な歯磨きが始まります。

口の中をよく観察し、新しい歯が生えていないかチェックしながら仕上げ磨きをしましょう!

歯磨き粉はいつから?

市販されている多くの歯磨き粉にはフッ化物が含まれていて、むし歯予防に効果があります。しかし、歯磨き粉を使用すると、歯磨き粉に含まれている発泡剤や香料によって口の中が泡だらけになり、さっぱり感が得られるため、磨き残しの心配があります。まず、歯磨き粉をつけずに磨くことから始めましょう。

うがいが上手にできるようになるまでは、無理に歯磨き粉を使わなくても大丈夫です。お水だけでも歯垢はとれます。

*ポイント*

年齢を考慮したうえで歯磨き粉を使うようにしましょう。

まずは歯磨き粉を使わずに磨いて、口の中のさっぱり感を覚えることが大切です!